メタルギアソリッドVファントムペイン 初心者向け潜入のコツと感想

今更ながらMGSVファントムペインをやりました。PS4用のソフトが新品でも3000円前後で買えるので、最近買った人もそこそこいるのではないかと思ってこの記事を書きました。メタルギアソリッドシリーズ1~3まではやってきましたが、5はかなり難しいと感じました。
遠くにいるつもりなのに、すぐ見つかって敵がどんどん出てきて射殺されてしまいます。初期段階では、見つかってしまい戦闘になるとほぼやられます。

「カモフラージュ率」とか「ソリトンレーダー」が無いので、慣れるまではどれくらい近づけば見つかるかの基準がよく分からないからです。気配サークルというものがあるのですが、FPSとかTPSをやるのに慣れていないと最初はよく分かりませんでした。

そこで、攻略サイトを見てもあまり参考になりませんでした。なぜなら、初期装備じゃないSランクを取るための攻略法ばかり載っているからです。スモークグレネードとか、フルトン回収装置とか最初は持ってませんから。

初心者が知りたいのは、ランクが低くてもいいから何とか上手くクリアする方法だと思います。ファントムペインの初期装備だと、使えるのは

グレネード、マガジン、麻酔銃、暗視ゴーグル

くらいですから、これらを使ったコツを書いていきます。

クワイエット

METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN_20160330223037


小ネタ:クワイエットは呼びかけると一瞬笑顔になります。

●まずは高所からマーキング
基本中の基本ですね。夜は暗視ゴーグルを使うと敵兵を見つけやすいです。高い所に登って遠くから双眼鏡でマーキングしましょう。マーキングしておけば、気配が赤いカーソルで分かります。

●のぞきこみでマーキングする
これ、クリアするまで知らなかったのですが、双眼鏡を使わなくてもR3の押し込みで敵をマーキングできます。遮蔽物に隠れながらマーキングできます。

●基本はしゃがみながら移動(重要!)
最初は走ってはすぐに発見されて射殺されるということを繰り返していました。しゃがめばいいんです。しゃがみながら歩くと、いきなり発見されることはほぼなく、まず気配サークルが出ます。もどかしいからと言って走るとやられます。

●ドアの開閉は静かに
しゃがみながらの移動でゆっくりと開けないと、開閉音で気づかれます。あと、2階にいる時に普通に歩くだけで下の階にいる敵に気づかれます。やっぱりしゃがむべき。

●夜の方が見つかりにくい
なんか夜は怖いし、見辛いので昼間ばっかりでやっていましたが、夜の方が敵兵の数も少なく、視野も狭くなるので断然見つかりにくいです。暗視ゴーグルを使いましょう。

●麻酔銃で地面や壁を撃つ
マガジンを投げて音を立てるか、麻酔銃の着弾音で敵の気を引くことができます。その間に通り抜けるか、背後から近づいてCQC。

●麻酔銃は主観で
麻酔銃でヘッドショットを狙う場合には、三人称よりも一人称の方が良いです。一人称視点で見える麻酔銃の照準の青い部分が顔に重なるようにすると遠くからでもヘッドショットが決まりやすいです。ただ、ヘッドショットが上手くなってくると敵がヘルメットをかぶるようになります。

●サイドオプスクリア後はヘリを呼ばなくても良い
サイドオプスをクリアすると、オートセーブが発動します。そこで、タッチパネルの左側を押して「RETURN TO ACC」を選択すると、空中司令室に一瞬で戻れます。これを知らずに、いちいちランディングゾーンにヘリを呼んでいました。どれだけの時間とGMPを無駄にしたか。いや~情報って重要ですね。

つまり、メインミッション以外でマザーベースに戻りたい時は、オートセーブを確認してから「RETURN TO ACC」を選択してマザーベースに戻ると、ヘリを呼ぶ時間とGMPを節約できます。

●カズヒラ・ミラーの助言には従わない方が良い
本編を通じてそうなんですが、カズヒラの助言よりもオセロットの助言に従った方がプレイヤーにとって有利に働きます。たとえば、犬の鳴き声が聞こえたので探そうとしたら、カズヒラから無視しろ的なことを言われたので無視しました。後で知ったのですが、そこで犬をフルトン回収しておけば早くDDが仲間になったのです。他にも、クワイエット戦の後にカズヒラはクワイエットを殺せと言いますが、オセロットは仲間にできるかもしれないと言います。

※カズヒラはグラウンドゼロズでマザーベースを壊滅させられ、手足も奪われたため、復讐心により視野が狭くなっているという設定なのだと思います。その点、オセロットは冷静です。

●マザーベースでシャワーを浴びる
リフレックスモードの時間が伸びるみたいです。

●巡回している車に注意
ソ連軍の拠点間を車に乗った2人が巡回していますので、潜入中に後ろから車が来て見つかってしまったということが何回もありました。DD(犬)がバディーになれば、近づいてきた敵を察知してくれるので、不意打ちはされづらくなりますが、最初はやられます。

●マザーベースの拡張は拠点開発班から
序盤は特に燃料資源が足りなくなるので、未加工資源の加工スピードを上げるためにも拠点開発班のレベルを上げた方が良いです。

●武器開発はスナイパーライフル重視で
非殺傷で行く場合、結局使う武器ってほとんどが麻酔銃か麻酔のスナイパーライフルなので。サイドオプスはアフリカ編から出てくる「伝説のガンスミス」を3つクリアすると、武器がカスタマイズできるようになり、麻酔のスナイパーライフルにサプレッサーを付けることができるようになります。そうなると、かなり楽。ショットガンにサプレッサーを付けることもできますが、結局音で気づかれるのであまり意味がありませんでした。

●義手(バイオニックアーム)の開発は意外と重要
義手って最初はあまり役に立たなそうなんですが、実は重要です。レベルを上げていくと、速く走れるようになったり、植物の採取量が増えたりします。なぜ義手を開発すると足が速くなるのかは謎。

●スタンアーム強すぎ
義手のスタンアームのレベルを上げていくと、チャージして放電すると半径45メートルの敵をスタンさせられるようになります。特に、建物の中で使えます。ただ、スカルズや傀儡兵や「惨劇の生存者」や戦車などには効きません。

●スカルズ(特殊なスーツを着たゾンビみたいな強いやつ)からは逃げても良い
他のMGSシリーズのボス戦とは違って、「極限環境微生物」というミッションまではスカルズとは戦わずに逃げてもクリアできます。スカルズを倒すのは、武器開発でアンチマテリアルライフルとか作ってからでも良いです。

「声の工場」というミッションで、ゴム弾と麻酔銃しか持っていなくてボス戦でどうしようもなくなったので、ネットで調べたら支援班の天候操作で勝てると書いてありました。なるほどーと思いましたね。

最後に、MGSV:TPPの全体的な感想を。なぜPPではなくTPPという略語なのかは謎です。(追記:The Phantom Painの「The」の「T」だったんだとやっと気づきました)
※ここからちょっとネタバレします。ので、ネタバレが嫌いな方は読まない方が。

ファントムペインの全体的な感想としては、攻めてるな~と思いました。「死してなおも輝く」というエピソードとか、ゲームでこんなことさせるんだ!っていうようなゲームでしかできないやつですし。あのエピソードやったら、ダイヤモンドドッグスにほぼ間違いなく感情移入してしまいますからね。そこが小島秀夫さんの狙いなんだと思います。

ヴェノム・スネークを操作し、マザーベースを拡張し、動物を保護し、ああいったエピソードを体験することでいつの間にか反社会的なテロリスト集団に感情移入しているという。自分たちは正義だと思って行動しているけれど外部から見たら北朝鮮みたいな集団という。ソ連やアフリカの兵士をフルトン回収装置でさらってオセロットが洗脳(本人は「説得」と言っているけれど)してるわけですから、北朝鮮みたいなもんです。正義とは何かというのを考えさせられるゲームでした。

世界を統制しようとする「愛国者達」(サイファー)=悪
統制からの解放を目指すビッグボス=正義

という構図がまずあります。愛国者達と戦うために、力を付けなければいけないという理屈で殺人や資源奪取、メタルギアの開発などを正当化していくわけです。でも、一方で普通に生きている人にとっては「愛国者達」の存在は知られていないわけですから

不法行為をするビッグボス=悪
一般人=ソリッド・スネーク=正義

となります。要するに、正義と悪は相対的なもので、見方によってはどちらにもなりうる曖昧なものであるということです。それは、現実に起こっているISISの問題とも重なります。身内から犠牲者が出ると、そこに至った経緯はどうであれ報復の連鎖が起こります。

根本的には、「大勢の幸せのためには少数の犠牲はいとわない」という哲学で言う功利主義的な考え方と、「目的の達成のために他人を犠牲にするのは良くない」というカント主義的な対立があります。

この葛藤は「24」でもよく出てくる、テロリストからアメリカの危機を救うために違法行為をしたり、拷問をするのは許されるのか?という事と同じです。

昔から気になっていたのは、ハリウッド映画で主人公に射殺されてしまうモブキャラです。主人公は自分の妻や子供を助けるために、何人殺すんだと。あのモブキャラにも家族はいるだろうに。と思っていました。そういった違和感を、その悪の側から描いたのがファントムペインなんだと思います。

あえてはっきりさせない部分が多いのも不満が多い理由だと思います。でも、後に語り継がれる映画や小説ってそういった多様な解釈ができる物が多いですから、あえてそうしたんでしょう。僕はカズヒラ・ミラーとオセロットがエメリッヒをスケープゴートにして、マザーベース内の結束を強めたと解釈しました。内集団の結束を強めるには、外に敵を作ることが基本ですから。

色々と考えたし、ゲームとしても面白かったので満足です。ただ、MGS3の様なあまりにハッキリしたストーリーを求める人には向いてないと思います。
映画2本分程度のお金で150時間くらいは遊べるので、かなりコストパフォーマンスは良いでしょう。

メタルギアソリッドV ファントムペイン
メタルギアソリッドV ファントムペイン

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