見るのが辛いドラマ砂の塔の感想

タワーマンションの高層階の固定資産税を増税し、低層階の固定資産税減税を検討するというニュースもありました。ちょうどタワーマンションに注目が集まっている中放送されているのが、TBSのドラマ『砂の塔』です。

今シーズン見ているドラマが『砂の塔』と『IQ246』です。『IQ246』がほぼBBCの『SHERLOCK』なのはまた別の話で、『砂の塔』の感想です。

タイトルからしてタワーマンションに対してネガティブなイメージがあるのが分かります。「砂」ということは、現実感の伴わない虚飾であることを示していますし。

ドラマ「砂の塔」は、下町からタワーマンションに引っ越してきた主人公の高野亜紀(菅野美穂)に視聴者が感情移入できるように作られています。

設定は桐野夏生さんのタワーマンションが舞台の小説『ハピネス』に近いです。
ハピネス
ハピネス

タワーマンションに存在する階層格差意識、ママ友いじめなど、見ていてけっこう胸糞悪くなるドラマです。面白いんですが、いじめのシーンなど見てるのが辛いので視聴率が10%を超えないのではないでしょうか。特に大手企業の社長の奥さんで高層階に住んでいるママ友のボス阿相寛子(横山めぐみ)の主人公に対する陰湿ないじめが酷いです。

タワーマンションの周辺で起こる連続児童失踪事件の犯人が弓子(松嶋菜々子)っぽく描かれていますが、そっちのエピソードが霞んでしまうくらいママ友同士の見栄の張り合いに目が行ってしまいます。

ドラマの様な露骨な差別やいじめは存在しないでしょうけれど、タワーマンションは階層が数字で現れるので、人間の奥底に眠る差別意識を露呈しやすいということはあるでしょう。タワーマンションじゃなくても、学歴、住んでる場所、身につけている物などで他人を値踏みするというのは世界的にも日常的に起こっていますから。

アメリカでは区画全体をゲートで囲い、武装した警備員が守るGated communityがあります。もはや、町自体を下々の者達から隔離している格差社会の究極な感じです。

世の中には生まれながらに資産家でルックスも良く頭もいいなんていう人は沢山いるので、上を見たらキリがありません。上には上がいるので、着飾ったりして1レベル上の虚栄心を満たしても、また次が出てきて一生満足することはないでしょう。

僕はエレベーターが大嫌いだし、見栄から買い物に行く場所、子供の学校、乗る車とかを選択するなんて嫌ですから、5階以上に住みたくありません。1階は水害や空き巣のリスクが高いので、階段の登り降りも楽な2階が良いです。

駅前だと家賃も高いし歩く距離が減るので、駅から徒歩10分の低層賃貸マンションが一番気楽でいいですね。見栄にお金を使う分を、自分の趣味に回した方がよっぽど幸せでしょう。

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