顔ニモマケズの感想 外見にコンプレックスがある人は読んでみて

誰でも外見に関する劣等感を持っていると思います。恐らく、モデルのような毎日「かわいいね」とか「キレイ」とか言われているような人も何らかのコンプレックスを持っているのでしょう。

他人を判断するのに一番最初に目につくのが顔ですから、やはり顔に何らかの障害があったりすると辛いです。僕は遺伝でずっとニキビが治らないという状態で、ジャンクフードとか食べてもニキビが全然できない人達が羨ましくてしょうがなかったです。今は以前よりも少なくなりましたが、40歳近くになってもまだできます。「20歳を過ぎたらニキビじゃなくて吹き出物」とかよく分からない定義を言ってくる人が一番鬱陶しいです。

朝起きたらまた何個もニキビができてるんだろうなと思って寝るのですが、その毎日が絶望でした。色々と病院に行ったり、アメリカの薬を輸入したりして、なんとか落ち着きました。日本のニキビ治療はかなり遅れているので、英語でアメリカのニキビ関連のサイトを読んで必死に勉強しました。真剣に情報収集していたのでお陰で英語力はかなり伸びました。

やっと最近日本でもアダパレンや過酸化ベンゾイルが保険適用になったばかりですからね。昔は全て自費診療でした。最終的にはアキュテイン(イソトレチノイン)を使用しようと思っていたのですが幸い自分に合った治療法が見つかりました。過酸化ベンゾイルと漢方薬が僕には合っていました。ただ、ニキビ自体が良くなっても、次はニキビ跡で悩むんですけどね。人によって何が合うか分からないので、重症で難治性のニキビで引きこもっている人ってけっこう多いと思います。

ニキビですらかなり辛いのですから、重度のアトピーはもっと辛いだろうなとか思います。そして、難病で顔に何らかの傷やアザができてしまったりすることもあります。変形してしまったり。そういった顔が「普通」ではない人達9人のインタビュー集が『顔ニモマケズ』です。

インタビューをしたのが『夢を叶えるゾウ』の著者の水野敬也さんなので、なんか小ボケとか挟んてインタビューするのかと思いきや、ずっと真面目なんです。他人の視線や心無い言葉とどう付き合うかということのヒントになります。何かに打ち込むとか、支えてくれる人がいるとか。

自分のコンプレックスって他人からしたら大したことない場合も多いです。でも、「気にすること無い」と他人に言われた所で何も響かないんですよね。それは、「アフリカで死にかけている子供もいるのに」とか言われても全く響かないのと同じで、悩みというのは自分の問題で他人と比較されてもしょうがないんです。

『顔ニモマケズ』を読むと、自分の悩みなんてかなり軽かったなと思うことができます。このインタビューを受けた人たちはみんながみんな自分の顔を完全に受け入れられているわけではありません。普段はマスクを着けているという人もいます。それでも結婚したりして生きていけるんだっていうのはちょっとした希望です。

自分の外見に悩んでいる人に是非読んでもらいたいです。ちょっと心が軽くなると思います。どんな自己啓発書を読むよりも良いと思います。

顔ニモマケズ ―どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語
顔ニモマケズ ―どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語

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