「マンガ 自営業の老後」の感想

上田惣子さんの『マンガ 自営業の老後』を読みました。フリーランスとして年を取るにつれて収入が減る中、老後について考えると不安になる著者。自営業の人で老後のために準備をしている人にインタビューしていく過程をマンガにしたものです。

小規模企業共済、確定拠出年金、自営業の住宅ローン、青色申告、保険の見直し、とかそんな感じでした。

株とかFXなどのようなハイリスクな投資は出てきません。基本的に所得控除を増やして貯蓄するというような基本的な話が多いです。だから、自営業の基本的な節税方法を知っている人であれば、ほとんど参考にならないと思います。

この本では、自営業でも住宅ローンで自宅を購入するという話が出てきますが、僕は人口減少が確定的な中、不動産を購入する気にはなりません。物件を買った自治体の財政が破綻するというのはかなりありえますし、あと20年くらい待てば首都圏でも激安で広い家を買えると思いますから、今住宅ローンを組んでまで買う必要は無いだろうと思っています。

ずっと自営業だと厚生年金ももらえませんから、65歳になっても月に6万円程度の基礎年金しかもらえません。しかも、「国民年金は破綻して年金は払い損になる」ということを信じている人が多いので、自営業で国民年金を払っていない人もけっこういるようです。

「本当に今まで老後のことを考えたこともなかった」というような人には、これからの人生を考える上で役に立つ本だと思います。マンガなので読みやすいですし。でも、自分で株やFXをやっているような人からすると、当たり前すぎる話が多いです。お金についてあまり考えてこなかったので、将来が漠然と不安という人には良いでしょう。あと、出てくる人が夫婦というパターンが多いので、一生一人で生きていくという人にはあまり参考にならないと思います。

マンガ 自営業の老後
マンガ 自営業の老後

スポンサーリンク
レクタングル大




レクタングル大




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサードリンク

スポンサーリンク