投資バカ ~50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスクの感想

世の中に出回る情報のほとんどが金融商品を売る側の主張です。たとえば、老後は5000万円から1億円必要なので投資しないと無理ですよみたいな。「投資なんてやめましょう」という考えは世間一般的には受け入れられていると思いますが、マスメディアで「投資はしない方が良い」という主張をする人は珍しいですよね。

書いてあることはまともで「投資なんてリスクを取らずに、働いてお金を稼いで現金を持っていた方が良い」というものです。保険や不動産はいらないという話は、他のお金の本によく出てくるような感じです。特に「iDeCoなんておやめなさい」に書いてあることは僕も前から思っていてこのブログにも何回か書いてますが、自営業はiDeCoをやらない方が良いです。なぜなら、iDeCoの制度だといくら儲かっても60歳まで引き出せません。自営業/フリーランスはいつまとまったお金が必要になるか分からないからです。

自営業には小規模企業共済の方が良いと書いてあります。まあ、そうなんですが、小規模企業共済はお金もらう手続きがめちゃくちゃ面倒なので普通に現金で持ってた方が良いかもしれません。

一方、公務員こそiDeCoをやるべきだと書いてあります。確かにそうです。他の職業に比べて、安定して掛金を支払えますし、年収が高い場合には所得控除の恩恵も被ることができます。

そんな感じでFXや分配金ありの投信や不動産投資も「クズ投資」と否定されています。

僕はFXや株などの投資をやってますが、この本に書いてあることには反対はしません。世の中のほとんどの人は投資などやらない方がお金を減らさずに済むでしょう。言い換えると、投資をやるとお金(元本)が減る確率は非常に高いです。

それでもなぜ投資をやるのか?投資以外に一般人が人と関わらずにお金を稼げる方法なんてほとんど存在しないからです。そこに人生の希望を見出したから、リスクを取って投資をしているのです。それに、投資をすることで世界の見方がだいぶ変わります。

投資をするからには失敗はつきものです。だからこそ、若いうちから失敗を繰り返しておいた方が良いと思うのです。

保有している金融資産の70%は日本円で、残りの30%を投資に回すとかでも良いと思うんですが、なんでこう投資をやるかやらないかの二者択一にしてしまうかな~という。定年退職後は暇なんだから株式投資を趣味にするのも良いと思いますし。まあ、「投資は全否定」みたいなそういう極端な主張をしないと本が話題にならないという出版社側の都合もあるのでしょう。

それは持ち家vs賃貸の議論にも当てはまり、以前記事にしました。

持ち家と賃貸どちらが得か?という記事が定期的にネットニュースにアップされます。読まなくても、見出しを見てしまうだけで、ちょっと考えることにな...

投資バカ ~50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスク (宝島社新書)
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