金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方の感想

成毛眞さんの『金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方』を読みました。タイトルからすると、自己啓発系もしくは資産運用の本っぽいですが、中身は違います。お金に対する価値観の話です。お金の使い道、そして最新テクノロジーとか自分の趣味の分野で、後になって儲かる何かが見つかるかもよっていう話です。

成毛眞さんの本は何冊か読んでますが、何かの本にPS4の『ホライゾンゼロドーン』が面白すぎて仕事が進まないという話が書いてありました。ビジネス書で「ホライゾンゼロドーンが面白い」なんてことを書いている人は他にいないのではないでしょうか。確かに、ホライゾンは面白かったです。

『金のなる人』の中にもFF11に親子でハマった話なんかが書いてあって、ゲームにハマるのは悪いことではないとのことです。この辺も他のビジネス書や自己啓発書とは違います。

投資に関してはバイオ系が面白いという感じですが、成毛さんは市場外で会社に直接投資しているので個人投資家はあまり参考になりません。この本でも触れられているCRISPRというゲノム編集技術は最近Netflixのドキュメンタリー『不自然淘汰: ゲノム編集がもたらす未来』で見て知ったのですが、そんなのでるきようになってるの?とちょっと驚きました。DIYゲノム編集キットなんてものが売られてるんですから。

ゲームや科学や食事など様々な分野に関して触れられているので、どこか自分の興味がある分野があることでしょう。「投資」というよりもお金の使い方をどうするか?を考えるきっかけになる良い本だと思います。ちなみに、投信を買うなら「ひふみ投信」とのことです。

ただ、為替に関して何か勘違いしているのではないか?と思うところがあります。

『もしも2000万円あるなら「円」で持つな』という章に

「意外と狙い目なのは、ベトナムやマレーシアなどの東南アジアの通貨だ。10年、20年単位で見ると、下がることはない。上がるだけだ。」

と書いてありました。それは、対円であることを前提とすると、日本の物価上昇率とベトナムやマレーシアの物価上昇率の差によるのでは?と思いました。もしこのまま日本のインフレ率の方が低いのであれば、長期的には円高になっている可能性が高いです。つまり、新興国の外貨を持つと損します。

そして成毛さんのツイッターにも以下のTweetがありました。

記事によれば過去5年間の日本円は実質実効為替レートでみると歴史的な円安だという。チャートをみると実質実効為替レートは1995年には1ドル150円だったのだが、いまでは1ドル75円だから円安だという。もうね、何がなんだかw 東洋経済編集部ってスゴイかも。 https://t.co/1iNzvJWDxC— 成毛 眞 (@makoto_naruke) 2019年8月10日

ドル円の「実行為替レート」は「名目為替レート」と逆で、数値が大きいほど円高、数値が小さいほど円安ということだし、この東洋経済の記事が間違っているとは思えないのですが…Twitter上でこれに関して遠回しにツッコんでる人は一人しかいないし、為替に関して勘違いしているようなんですが、僕の理解が間違っているのかもしれません。

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