イデコ(確定拠出年金)でスイッチングをすると、「待機資金」というものが発生します。毎日ログインしてチェックしている人以外は、見たこともないという人も多いかもしれません。
iDeCoというのは長期投資するのが前提のものですから、小まめにスイッチングをする人って少数派だと思います。一回もスイッチングせずに給付を迎える人というのもけっこういるはずです。
そんなわけで、たまにログインして「待機資金」というものを見かけたら、何だろう?と思ってしまいますよね。上の画像の黒い部分が待機資金となっています。(SBI証券のイデコ口座です)
現在の状況は、スイッチングの途中でDIAM日経225ノーロードオープンを売却した所で、それが円グラフの黒い部分です。ニッセイ日経225インデックスファンドも売却指図済みなので、もうすぐこの円グラフが全て黒と灰色になるはずです。
●スイッチングの流れ
「スイッチング」=「運用商品の変更」を行うと、現在運用している商品を売却し現金にして、それから新しい商品の買い付けます。
商品A(売却)
↓
現金 ←「待機資金」
↓
商品B(買い付け)
ということになり、この中間の現金の部分が「待機資金」です。
他にも、掛け金を拠出して買い付けをするまでの間や、長期運用が終わって全部売却し、給付をしてもらうまでの間のお金も「待機資金」となります。ほとんどの場合、毎月の掛金から手数料が引かれた額が「待機資金」で、その待機資金から決められた商品を買い付けしますってことです。
イデコの掛け金がいつ待機資金になり、その待機資金がいつ商品購入に使われるのかというのは、よく分かりにくいのですが、SBI証券を使用している場合には、ログインしたホーム画面の「お知らせ」の所に「今月の掛け金反映スケジュールのご案内」というものがありますので、気になる方はチェックしておきましょう。
もしも、毎月の掛け金で購入する商品を変更したい場合には、その月の13日くらいまでには変更設定をしておく必要があります。そうしないと、変更が反映されるのが次の月になってしまいます。変更の期限がいつなのかも、スケジュールを見ておきましょう。
イデコだけだとつまらないのでワンタップバイで少額投資始めました。