シンプルにわかる確定拠出年金の感想

山崎元さんの『シンプルにわかる確定拠出年金』 (角川新書)を読みました。人間は多くの選択肢を提示されると、逆に選択できなくなってしまうので、この本の様にどうしたらいいか?をシンプルに教えてくれる本は、投資の初心者には良いと思います。

イデコが他の投資商品と決定的に違うのは、掛け金が全て所得控除の対象になることです。簡単に言うと、厳密には違いますが、ふるさと納税で返礼品がもらえない代わりに貯蓄ができるみたいなことです。要するに、所得税が減るのでその分確実に儲かるのです。

そこまでは周りの人に言って理解してもらえるのですが、そこから分からなくなってしまうのが、投資できる商品が多くてどれを選んだら良いか迷うということです。その前に証券会社の選択をしなければならず、その時点でもう面倒臭くなってしまうでしょう。僕はSBI証券を使っていますが、山崎元さんは楽天証券の人間なので、本書でイデコの口座開設の仕方を紹介されているのは楽天証券です。手数料が少なければ好きな所で良いと思います。

セミリタイアをしたい人なんかはイデコを使わない方が良いですが、ずっとサラリーマンや公務員を続けるつもりの人は、個別株投資とかFXとかやらずに、老後資金の準備はイデコだけで全然良いと思います。

でも、じゃあ何に投資したらいいんだ?という話ですが、『シンプルにわかる確定拠出年金』の中にも書いてある通り、合理的な方法というのはとてもシンプルで、単にイデコで国内株式と先進国株式のインデックス投信を5:5か4:6で購入し続けるというだけです。それも、信託報酬が少なく、購入手数料が無料(ノーロード)のもの。

一応、フリーランスの場合、サラリーマンの場合とかケース別にどうしたら良いかの例も書かれています。あまり大差はありませんが。本の中ではフリーランスも掛け金いっぱい掛けた方が良いと書かれています。イデコは収入が減ったら年に1回掛け金を減らすこともできますが、フリーランスの場合失業保険も出ません。また、どんなに儲けても60歳まで引き出せませんから、フリーランスや自営業の場合はあまり掛け金を大きくせずに、普通預金口座に入れておいた方が良いと思います。

イデコ以外の投資全般に対する知識も付くので、初心者におすすめです。また、いつものようにアクティブファンドはけなされています(笑)僕はこの本に書いてあることには概ね賛成なんですが、あえてアクティブファンドを選択しています。

あと、確定拠出年金(イデコ)以外で投資するなら、知っておくのはたった3つで良いという話も書いてあります。

シンプルにわかる確定拠出年金 (角川新書)
山崎 元
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