社会に出て意外と役に立っている受験英語

受験英語は役に立つ

アメリカに留学したことがある人とかに「日本の受験英語なんて役に立たない」とか「文法なんて勉強しても無駄」とか言われます。その場では「そうですね~」とか言いますが、いやいや全然役に立ちます。というか役に立ってます。

そもそも何のために英語を学ぶのか?彼らとは目的が違います。英語が喋れたらかっこいいと思っている人にとっては、Hey, What’s up? とか言ってればいいんでしょうけど、社会に出て役に立つのは英語のリーディング力です。30代以上の人間が英会話で、文法が適当なアメリカの若者が使うスラングを使っているのは、ちょっとアレですし。

英語はこっそり使うべし

英語が読めれば、当然和訳されていない物を読むことができるわけです。履歴書とかに全然英語の資格を載せない方が良いです。面接でも英語ができることをアピールしてはいけません。披露する機会があってもカタカナ発音の英語をたどたどしく話し、英語ができると思われてはいけないのです。

英語ができると思われてしまうと、単なる「英語ができる人」で終わってしまう可能性があります。実際に外国と頻繁に取引のある会社の専門職は別ですよ。いわゆる「ドメスティック」な会社の場合、たまに発生する翻訳とか通訳を頼まれたりして。雑務が増えるという。だから、あえて英語スキルは隠しておくのが吉だと思います。

英語が読めれば、周りの人が読めない資料からアイディアをもらうことができます。日本で流行るものってアメリカの5年から10年遅れのものが多いですから、先回りしてアメリカで流行っているものを調べておくだけでも全然違います。英語圏のブログとかニュースサイトを見ておくだけでも、周りの同期に差をつけられますよ。netflixとか15年以上前から有名でしたし。最近日本で流行っているクラウドソーシングも10年以上前からAmazon Mechanical Turkとかで広まってましたし。

大学受験英語はとても役に立つ(ただし努力が必要)

大学受験の時に僕がやった訓練は、スラッシュリーディングと「中澤の難関大攻略徹底英語長文読解講義」っていうやつでした。特に「中澤の難関大攻略徹底英語長文読解講義」のパラグラフリーディングが良かったです。僕は地方に住んでいましたが、高校生の時にわざわざ上智大学まで行ってOSPの中澤先生の講義を受けました。

スラッシュリーディングとパラグラフリーディングを組み合わせることで、センター試験とかTOEFLとかTOEICの文章問題も、時間が余って見直しが3回くらいできる余裕はありました。あと、中学生の時から英語の教科書の音読はしてました。1章を50回くらい。音読すると、単語と単語のつながり(コロケーション)とかも自然に覚えられるしなかなか良いと思います。教科書の副教材であるCDを買って、それに合わせて読んでいました。今思うと、シャドーイングですね。

振り返ると、ものすごく地味な訓練をずっとしてました。おかげで、英語だけはやたらできたので、周りの東大とか京大に行った人よりも英語だけは偏差値と点数が良かったです。他の教科は全然できませんでしたが(笑)

OSPってまだあるのかな?と思って検索したら、MSAマスターシードアカデミーっていう学校をやっているみたいですね。

英語が読めるだけで使える情報源がものすごく増える

そんなわけで、自営業やフリーランスでも英語が読めるだけでだいぶ違います。特に、デザイン関係だとアメリカやイギリスの素材や教材が充実しているので、とても重宝しています。また、日本のマーケティングは大体アメリカのマーケティングの真似なので、高い翻訳本が出る前に安い原書で読むか、オーディオブックで聴くこともできます。

投資をするにしても、英語の本とかニュースの方が日本よりも充実しているので、英語で情報収集した方が良かったりしますし。ちなみに、Wallstreet JournalとFinancial Timesは記事タイトルで検索すると、なぜか無料で読めてしまいます。特に、世界経済の動向はほぼFED(日本ではなぜかFRBと言われます)の動向で決まりますし。そんなわけで、受験英語は社会に出てからも(というか、むしろ社会に出てから)けっこう役に立つので、受験生の方々は英語に力を入れると将来いいことがあるかもしれません。

英語の文章がスラスラ読めるようになるまで、莫大な時間と労力がかかります。でも、できるようになると、いきなり安価に色々なサービスが受けられるようになります。日本語版は高いのに、英語版だったら無料もしくは激安で手に入るものとかも沢山あります。だから、超長期的に考えると、英語が読めるメリットはとても大きいと思います。でも、そこにたどり着くまでの道のりが険しすぎるかもしれません。だからこそ、受験の時にやってしまうのが良いと思うのです。

アメリカ人だから英文を読める?

ちなみに、日本人でも本を読むのが嫌いな人が多いわけですから、アメリカ人だからといって英語がスラスラ読めるわけではありません。「英会話」と「長文読解」は全く別の能力だと思った方が良いでしょう。特に、Financial Timesは経済や金融の基礎知識がないとかなりキツイです。法律や哲学の専門書とか日本語で読んでも意味が分かりませんから、言語が分かっても読めない物があって当然ということは頭の片隅に入れておきましょう。

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