テレワークは和製英語?語源を調べてみた

最近、ネットのニュースで目にするようになった「テレワーク」という言葉があります。通勤せずに自宅で働くというような意味です。この「テレワーク」という言葉は21世紀の言葉にしては古臭い感じがしたので、どのように生まれたのか調べてみました。

ちなみに、テレワーク(telework)の接頭語「tele」は「遠くの」という意味があり、「tele」+「vision」は遠くに映像を送る装置、「tele」+「 scope」は望遠鏡、「tele」+「port」はテレポート、「tele」+「graph」は電報です。

他にも「telemedicine」は「遠隔医療」、「telesurgery」は「遠隔手術」なんかもあります。

「テレワーク」は和製英語ではなく、1973年に南カリフォルニア大学の学際的研究、特にIT技術が未来に与える影響についての研究をしていたJack Nillesという人が作った言葉です。それがTeleworkingとTelecomutingです。比較的新しい造語です。そして、Jack Nillesが一番最初にteleworkingとtelecomutingについて書いた本がThe Telecommunications-Transportation Tradeoff です。

telework.govというサイトがあります。ドメイン名からも分かるように、アメリカの政府系機関のサイト名にも使われていますし、「テレワークは和製英語」とは言えないのではないでしょうか。

●テレワークとテレコミュートの意味の違い
teleworkingとtelecomutingという単語に関しては、厳密は定義がありませんが、Jack Niellsによると、teleworkingは一時的にでもオフィスの外でIT技術を使って働くこと。そして、telecomutingは少なくとも週1回以上はteleworkをしてその状態が継続すること、というような感じっぽいです。

だから、テレワークとテレコミュートは微妙に意味が異なっていて、「在宅勤務」を意味するのであれば、テレワークよりも、telecomuting(日本だとテレコミュート)の方が適切っぽいです。でも、現在の使われ方だと「テレワーク」=「在宅勤務」って感じになってますよね。まあ、伝わればいいんですけど。

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