FXのレバレッジ規制で10倍にしたら海外FXに逃げる人が多数なのでは?

FXのレバレッジ規制

日経新聞によると、金融庁が金融先物取引業協会と協議を始め、FXのレバレッジを25倍から10倍に引き下げる検討に入ったとのことです。早ければ2018年にも内閣府令を改正して実施の可能性とか書いてあります。

FXをやっている個人投資家でこのレバレッジ規制に賛成の人ってほとんどいないのではないでしょうか?証拠金維持率が半分くらいに下がってしまう(5分の2になる)わけですから、現在持っているポジションで含み損を抱えている人は、そのままレバレッジ規制が実施されたら証拠金を更に積み増ししないとロスカットされてしまう可能性があります。

たとえば、トラリピの様な含み損ありきの手法の場合、レバレッジ規制が実施されても同じルールで取引を続けるには証拠金を現在の2倍以上差し入れる必要が出てきます。500万円で運用している人は更に750万円ほど持ってこなければいけないので、キツイですね。レバレッジが25倍から10倍に切り替わる時に、ポジションが少なくなっている場合は良いですが、円高でポジションが膨れ上がっている場合には損切りか証拠金の積み増しの2択になります。証拠金を入れられない場合は、ポジションを解消する必要が出て来るので、せっかくコツコツ積み上げた利益も台無し、もしくは大損になってしまいます。

そして、FXをやっている人全員に当てはまりますが、資金効率が半分以下になってしまうので、儲けも減ってしまいます。

レバレッジが10倍になって、更に未来にまた5倍に規制とかの可能性があるわけですから、そうなると海外FXに逃げていく人が多数出てくるでしょう。金融庁の監督が届かない海外FX業社こそ詐欺の可能性もあり危険度が高いわけですが、レバレッジ10倍規制は本当に個人投資家保護になるんでしょうか。

さらにCFDまでレバレッジ規制されたら、もうアメリカのインタラクティブブローカーズの口座で取引することを本気で考える必要が出て来るかもしれません。今のところCFDや商品先物、日経平均先物などのレバレッジ規制の話はないようですが未来は分かりませんね。

2017年9月29日追記:
マネーパートナーズの親会社のマネーパートナーズグループのホームページに9月28日に「本日の一部報道について」というPDFがアップされました。

(1) 証拠金倍率引き下げについては、個人投資家保護や金融機関が想定外の損失を被るリスク等の観点から様々な議論があるのは事実である。
(2) 証拠金倍率の引き下げを行う場合は、業者や業界に働き掛けて意見を聞き、手順を踏んで行うものであり、金融庁が一方的に行うということはない。 以 上

業界の意見も一応聞きますよってことですよね。金融庁がそう決めたなら反対しても無駄そうですから、あんまり期待できません。前回のレバレッジ規制も反対意見多数だったのに決まってしまいましたし。個人投資家としてできることで現実的なのは、レバレッジ規制がある方向で資金管理を進めておくということですね。

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