FXでトルコリラ円を買ってはいけない理由

このブログではFXで高金利通貨は買わない方が良いとずっと書いてきました。トルコリラ円の週足チャートはエリオット波動で言う所の「エンディングダイアゴナル」っぽくなっているので、もしかしたら短期的には大きく反発するかもしれません。22円台の下ヒゲがエンディングダイアゴナルの最終局面の「thrust」っぽく見えます。まあ、テクニカル分析はあんまり当てにならないと思っていますが。

タイミング良く22円台で買えた人は、しばらくは含み益かつスワップが入るという美味しい状態になるかもしれません。だから、トルコリラ円を触っても、上手く短期や中期で売買すれば必ず損するということでもありません。

ただ、トルコリラ円のような高金利通貨を長期投資でロング(=買うこと)するのは、長期的には「ハイリスクマイナスリターン」になる可能性が高いと思っています。その理由は大きく分けて2つあります。

1.高インフレの国の通貨は長期的には下落する運命にある

トルコのインフレ率はここ10数年、10%前後で推移しています。インフレ率が高いということは、その国の通貨の価値が下がるということです。詳しくは「高金利通貨を買ってはいけない」という記事をご覧ください。

一般的に信じられていることに「金利が上がるとその通貨は買われる」ということがあります。ドル円でもそうですが、FRBが利上げをしそうになると短...

2. アメリカの利上げ局面では、流動性の高い米ドルの方が魅力的

更に、アメリカの利上げ局面では、新興国から米ドルへお金が流れてしまいます。そして、流動性が低いという問題もあります。詳しくは過去記事をご覧ください。

日銀がマイナス金利を導入して、更に銀行に預けていても増えなくなってしまいました。そこで、魅力的になるのが、他国の通貨です。トルコリラは政策金...

この2点から言えることは、トルコリラ円は結局、アメリカの利上げ局面ではリスクオフでもリスクオンでも売られやすいということです。下がってもスワップの利益で相殺されるんじゃないの?と思うでしょう。でも、スワップ目的で購入している人が大量にいるため、常に割高感があり、常に反対売買(つまり「売り」)が発生する可能性があります。つまり、ロスカットになった場合売りが連鎖してしまいます。

そんなわけで、僕は高金利通貨には近寄らず、触ったとしても先進国の豪ドル円くらいにしています。

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