マンガでわかる最強の株入門(kindle版)の感想

「マンガで分かる~」というタイトルの本でのあるあるですが、肝心な情報は文章で書かれているということがあります。この「マンガでわかる最強の株入門」も、初心者の女子がSNSがきっかけで株を始めて、SNSで推奨銘柄を書いてイナゴを集めて煽りまくっている女性と株対決するという超展開なストーリーはあります。でも、途中の用語解説とかはマンガではなくなり、普通の本のように文章で解説されます。

だから、結局はマンガじゃなくて本のように株式用語の解説を読むことになります。でも、内容的には、株の基礎知識、株主優待、決算短信の見方、煽り屋とイナゴ、テクニカル分析の基本、日米の主な経済指標、為替、信用取引についてなど、一通り網羅しているので、本当の株の初心者が株を始めるにあたって最初に読む一冊としては良いと思います。

信用買い残と信用期日のチェックをしてセリングクライマックスのタイミングを計るとか、けっこう実践的な内容も載っていますが、基本的には初心者向けで、株や投資に関する本を何十冊も読んだというような人には目新しい情報は無いはずです。

初心者に向けて「億り人になろう」っていうのはちょっとアレだと思いますし、もっと資金管理について書いてあれば良かったかなと。大体投資資金100万円以下の20代から30代を読者として想定しているようなのですが、分散投資についてちょっと書かれています。「リスクが嫌なら」と書いてありますし、最終的には好みになると思いますが、資金が少ないうちは分散投資は意味が無いと思います。

僕が一番重要だと思うのは194ページに書いてある「自分なりの売買シナリオを作ろう」という部分だと思いますが、初心者の時はどうしても「エントリー(入口)」しか考えず「イグジット(出口)」のことはほとんど考えません。2倍、3倍、もしかして10倍になるかもとか考えて、上がったらどうするか?下がったらどうするか?なんてほとんど考慮しません。だから、ほとんどの読者はここをスルー、もしくは読んでも「ふーん」でしょう。それは株だけに限らず、FXや仮想通貨などでも同じことです。

株の初心者が読むであろうマンガの『インベスターZ』は、株式投資を通して人間心理や経済活動について知るというような感じなので、「マンガでわかる最強の株入門」とは全く別の内容です。「マンガでわかる最強の株入門」はゼロから株を始めるという人が最初に買う一冊としては、良いのではないでしょうか?

「マンガでわかる最強の株入門」のkindle版は普通のマンガと同じく画像データなので、文字を検索することができません。そのため、kindle版を読むのであればipadなどのタブレットの方が読みやすいです。

マンガでわかる最強の株入門
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