クローズアップ現代+ ヒアリの脅威

日本にも神戸港や大阪港などからヒアリが侵入したということで大きなニュースになっています。2017年7月4日のクローズアップ現代+の特集は「徹底追跡 “最凶アリ”襲来」でした。

ヒアリの原産地は南米アマゾンで、1930年代にアメリカに侵入し、農作物を食い荒らし、家畜を刺して殺したり、電気回路にも侵入して火災や停電を起こしたりしています。アメリカにおけるヒアリの経済損失額は年間5000億円と推定されます。

ヒアリの被害は中国やオーストラリアや台湾などに広がっています。ヒアリは温度が高い所に集まる習性があるため、熱探知で蟻塚のある場所を推定して巣の近くに殺虫剤を使用しているようです。

侵入経路は中国広東省広州市の南沙港から運ばれたコンテナということが分かっています。南沙港の近くの農村ではヒアリの被害が出ていて、刺された人は皮膚に後が残ってしまっていました。

コンテナに潜む外来種を防ぐ方法としては、民間企業が目視でチェックをしているだけで、1日1000本以上のコンテナが運び込まれる中、物流に支障が出るため完全に防ぐのは無理とのことです。

スタジオには外来生物対策のスペシャリストとして、国立環境研究所所長の五箇公一さんが出演していました。五箇さんって、脱力タイムズで見たことがあって、サングラスをして長髪を後ろで縛っているという風貌から、テレンス・リー的な人なのかと思ったら、神戸港でのヒアリの調査に参加していたらしく本当にスペシャリストなんですね。特定外来生物であるアルゼンチンアリの根絶に世界で初めて成功したのが五箇さんのチームなのだそうです。

五箇さんも実際にヒアリに刺されたことがあり、非常に痛くかゆみも長く続いて、精神的なストレスが大きかったそうです。人によってはアナフィラキシーショックで死亡する可能性もあるとのことです。

大阪ではヒアリの女王アリが確認されたということです。まだ港の外でのヒアリの確認はされていないようですが、女王アリが巣で卵を生み出すと駆逐するのが大変になりそうです。

株をやっている人の間では、フマキラーの株価が年初来高値を更新したということが話題になりました。もしもヒアリを家で発見したら、殺虫剤を使うのが良いとのことです。余程生息範囲が拡大しなければ、家の中でヒアリを発見することなんてないと思いますが、一応知っておいた方が良いですね。

ヒアリを見つけたら役所に連絡しましょう。NHKではみんなで作る危険生物マップというものをやっているようです。

これだけグローバル化されている現代で、よく今まで日本にヒアリが入ってこなかったなと思いました。アメリカにヒアリが1930年代に入ってから、オーストラリアや中国やメキシコに広まっていったようです。オーストラリアの環境省のページによると、アメリカと南米間を行き来する船のバラストに土が使われていて、そこにヒアリが含まれていてアメリカにヒアリが侵入したようです。

youtubeでfire antsで検索してみたんですけど、ヒアリに噛まれてみたみたいな動画とか、溶かしたアルミニウムをヒアリの巣に流してオブジェを作っている人の動画とかがあります。ヒアリは明らかに害虫なんですけど、こうした動画は残酷だみたいな声も多く、賛否両論です。

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