地銀が外債で損する仕組み

地銀揺るがす「素人運用」という記事が日経にありました。

地方銀行が米国債など海外債券の運用で損失を膨らませている。全国105行の債券運用益は5年前に比べ2600億円も減り、2018年3月期は赤字になった可能性がある。

地銀が外債(主に米国債)で多額の評価損を抱えているという噂があったのですが、どうも本当っぽいです。

日銀の量的緩和、マイナス金利政策で、日本国債の運用利回りが低下、運用先に困った地銀は外債に手を出す。しかも運用担当者は経験不足。

アメリカの長期金利が上昇=債券価格の下落(プラス円高)

で含み損を抱えているという状態です。

「為替ヘッジしているから大丈夫」みたいな話もありました。為替ヘッジというのは、米国債券を買うのと同時に、ドル売り円買いポジションを作ることです。そうすると、円高になった時の米国債の円建ての評価額の減りを和らげることができます。

ただ、米ドルの短期金利が上昇している現在では、円買いドル売りポジションを作ると、相当コストがかかるはずです。機関投資家の為替ヘッジの実務がどうなっているのか分かりませんが、FXで言う「ドル円ショート」で「マイナススワップ」が付く状態と同じ様になっているのではないでしょうか。

銀行員だからと言って投資や金融の知識があるか?というと、そんなことも無いと思います。 金融危機になるまでのレベルではないはずですが、まだ表面化していない含み損も多額にあるでしょう。

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