自営業者の平均的な貯蓄額を調べてみた

自営業者の平均貯蓄額

検索ワードに「自営業 平均貯蓄額」っていうのがあったので、そんなデータ無いだろうなと思いつつも、調べたらそれに近いデータはありました。平成25年(2013年)国民生活基礎調査という厚生労働省の統計です。

これは、調査した世帯数が1万世帯とそこそこサンプル数もあり、その中に含まれる自営業の世帯が1089あります。単純平均の貯蓄額は残念ながら出ていないのですが、いくらからいくらが何世帯というようなデータがありましたので、大体分かると思います。

自営業者の貯蓄はゼロが圧倒的に多い

このデータをエクセルでグラフにしてみました。圧倒的に貯蓄ゼロ世帯が多いです(統計用語では「最頻値」)。ただ、これは、自営業者のみに当てはまるのではなく、正社員や非正規社員などでも貯蓄ゼロ世帯が一番多いです。

自営業者の平均貯蓄額

※用語に関する注意

世帯=単身世帯も含む
自営業者=「最多所得者が事務所、工場、商店、飲食店等の事業を行っている者の世帯」
貯蓄=預貯金、株式、投信、国債、財形貯蓄、生命保険の払込み金額など。商売のための資金も含む。

「貯蓄額不詳」は「貯蓄があるけれど額が不明」で、「不詳」はあるか無いかの回答が無いということだと思います。この定義を探したけれど見つからなかったので推測です。

総数 1089世帯

貯蓄無し 180
50万円未満 42
50万~100万円 45
100万円~200万円 68
200万円~300万円 61
300万円~400万円 72
400万円~500万円 31
500万円~700万円 91
700万円~1000万円 57
1000万円~1500万円   88
1500万円~2000万円 52
2000万円~3000万円 75
3000万円以上 118
貯蓄額不詳 46
不詳 63

中央値は500万あたりですから、この辺が平均的と言えるかもしれません。3000万円以上がかなり多いので、単純平均が出るとすると、1500万円から2000万円あたりになりそうです。

データを見る時の注意

ただ、注意したいのはこのデータは世代が関係ないのでかなり上方向に引っ張られているということです。貯蓄額のピークは大体60代ですから。全世代を入れた貯蓄額の平均値は、高齢者層が引き上げています。詳しくは、こちらの平均貯蓄額の記事に書きました。

事業用の運転資金も含まれているので、僕らが通常考える「貯蓄」より範囲が広いと思った方が良いでしょう。だから、実際に使えるお金となると、もっと少なくなるはずです。3000万円以上が多いのは、事業用のお金が含まれるからでしょう。

正社員の世帯総数が4158に対して、3000万円以上の貯蓄額がある世帯数が255(約6%)となっています。自営業者世帯の総数1089のうち118ですから、約11%となります。やはり、事業用の資金の分が多いのではないかという推測ができます。

この調査への回答で税務署に脱税がバレるとか思って嘘付いている人もいるかもしれませんし、適当に答えている人も多いかもしれません。まあ、参考程度に。

彼氏が自営業という人にアドバイス

将来結婚とかを考えると、貯蓄があるのか?とかどれくらいあるのか?とか気になりますよね。

車やパソコンを買うためにローンを組んでいるか?
クレジットカードの分割払いをしているか?
国民年金や国保の支払いは一括か分割か?

などをさり気なく聞き出すと、大体貯金があるかないかは分かります。貯蓄がある人は、分割払いが嫌いなので、ほぼ全ての物を一括払い、もしくは現金で払います。逆に、ローンやクレジットカードの分割やリボ払いを使っていると、貯蓄が少ないもしくは無い可能性が高いです。あと、見栄を張るタイプの人は貯蓄が少ない傾向にあるので、毎回奢ってくれるから気前が良いと結婚するとお金が無かったということにもなります。

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