お笑い芸人を目指すのはビジネスとして良いのか?

お笑い芸人とお金の話

ジョブチューンという番組で、お笑い芸人の月収や貯金などのアンケートを行っていました。
売れている人たちだから、月収100万円はほとんどの人が経験済みということでした。

事務所の取り分

ただ、吉本と他の事務所ではタレントと事務所の取り分が全く違うということです。よく言われるように、売れていない時は1:99という割合のギャラの時もあるそうです。他の事務所はタレントと事務所が半々とか、6:4のところもあるようです。さすがにダウンタウンクラスになると、だいぶもらえるみたいですが、吉本の中でそこまで行くのが大変なんですよね。

一人だけ貯金が1億円を超えている人がいたようで、誰かは明かしませんでしたが、どう考えてもオードリーの春日さんでしょう。オードリーが売れて、MCをやるようになっても、まだむつみ荘に住んでいるようですし。

又吉さんが芥川賞をとって本が240万部も売れたらしいですが、よしもとが数パーセントは持っていくそうです。たしかに、お笑い芸人が芥川賞をとると話題になるので、よしもとにお金がいってもしょうがないかなとは思います。

意外ともらっているのが、品川庄司の品川さんで、原作の漫画が800万部も売れているので、かなりお金がもらえるみたいです。推定2億円。

お笑い芸人の生存率

東京と大阪のNSCの合計入学者数が毎年1000人くらいいるようです。そして、この中から売れるのが1組か2組ですから、成功率は確実に1%を切ります。バイトをせずに純粋にお笑いの仕事だけで食べていける人ってほとんどいないでしょう。他にも、人力舎のスクールJCAは毎年100人ほど、ワタナベコメディースクールが300人くらい入学者がいるようです。他のスクールも合わせると、毎年1500人は何らかのお笑いスクールに入るということになります。

そこからゴールデンの番組にレギュラーとして出続けられるのはやはり1組か2組くらいでしょうから4人とすると、ざっくり計算すると成功率は約0.26パーセントとなります。FXや株などで勝っているのは5パーセントと言われていますが、デイトレーダーとして成功する方が確率は高いでしょう。

そう考えると、まだネットビジネスとか、ユーチューバーで生きていくみたいな方が成功率は高いと思います。本能寺の変でブレイクしたエグスプロージョンはよしもとクリエイティブエージェンシーに所属しているようですが、多分テレビからの収入よりも、youtubeの広告収入の方が全然多いでしょうね。

だから、8.6秒バズーカーとかギター侍とかは一発屋と言われていますが、一発を当てるというのはかなりすごいことだと思います。
スギちゃんとか小梅太夫さんなんかは、アパート経営をしているみたいですね。一発お笑いで当てて、そのお金でアパートを現金で購入するというのは、良いのではないでしょうか?そもそも一発屋的な格好をしている人ってトーク番組で他の人に割って入って行けるなんてことはないですから、自分の適性をわきまえて、堅実な人生設計をしていると思います。

特技を活かして稼ぐ芸人たち

お笑い芸人も多様化していて、株で稼いでいる芸人とか、FBIの内定を蹴ってお笑い芸人になった人とか、最近は色々な人がいますよね。Why Japanese People?でおなじみの厚切りジェイソンさんなんか、2015年にマザーズ上場したテラスカイの役員ですし。新人芸人なのに億万長者という。

人力舎のザ・フライという3人組の中の井村俊哉さんは、デイトレで稼いでいて、人力舎の若手芸人たちに株のやり方を教えているそうです。それで、人力舎の若手がセレブになっていると、おぎやはぎのメガネびいきで話題にされていました。

芸人なのに●●という枠は、数回はテレビに出られるチャンスを作ることができるので、そのチャンスでトークができることを証明できれば、売れる道が開けそうですね。いや、でもお笑い芸人の道ってものすごく厳しいと思います。

自分だったらどうするか?

30代でお笑いを目指すとしたらどうするか現実的に考えてみました。

一発を狙うならリズムネタとか裸芸ですが、長期的にアメトーークの様なトーク番組にも出れるようになるのを目指すとなると、日常からTBSのJUNKを聴きまくり、速読の訓練をして漫画と本を読んで語彙力をアップ、とりあえずほとんどの雑誌は流し読み。テレビとyoutubeは倍速で見る。ボケの定番になりそうな映画は見る(スターウォーズ、ロッキーとか)。「意外な特技」を数年後に見せるために、誰にも言わず何かに取り組む。僕の場合スペイン語とか。誰も見てないような海外のコメディー番組を見る。

っていうのは、僕はお笑い芸人を目指してないけどやっています。だって、フットボールアワーの後藤さんみたいなツッコミをさらっとしたいから。

これらは、地政学者の奥山真司さんがよく言っている「累積戦略」です。短期的には全く効果が実感できないけれど、コツコツ積み重ねていくうちに、いつか爆発的な効果を発揮するという。ただ、日常的には全く進歩が感じられないので、途中で止めてしまう人が多いです。そもそも、お笑い芸人を目指していないのにそんな努力を続ける意味ってあるのかと自問自答する日々です。

ブレイクのきっかけとなり得るのは、ぐるナイの「おもしろ荘」でのネタ見せですね。まずは人力舎に入ってライブを繰り返し、番組リサーチャーが何かネタを探す時にネットを使うだろうから、ブログを作って特技とか詳しいものとかの記事を書いていくとかでしょうか。

お笑い好きの一般人がテレビの真似しているのは痛いですから、こんなこと日常生活では人には言いません。

●2016年5月追記

ゴッドタンで「悩める中堅芸人」の不景気な話サミットというのをやっていました。ちょっと驚いたのは、三拍子とかマシンガンズあたりの中堅芸人でもアルバイトをいまだにしているということです。

爆笑オンエアバトルとかでよく見かけた記憶がありますし、ネタ見せ番組にもよく出ているので、芸人だけで食べて行けてるんだと思っていました。

三拍子の高倉さん(ボケの方)は新宿の立ち食い蕎麦屋さんでバイト中だそうですし、相方の久保さんはどん底で結婚してその時にもらったご祝儀で1年やり過ごしたそうですし。小説も出版したマシンガンズの滝沢さんも、バイトしてるみたいですし。

テレビに出てる人たちですらバイトが必要ですから、かなり厳しい世界ですね。そんな世界を目指すんですから、尊敬します。

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