総務省統計局の「貯蓄」定義は?平均貯蓄額にビビる必要はない

2016年5月に、総務省により2015年の統計が発表されて平均貯蓄額が1805万円ということがニュースになっていました。でも、この「貯蓄」って「預貯金」だけのことなのか株とかFXなどの金融資産は別なのか気になったので調べてみました。多すぎじゃない!?って思った人も多いでしょう。

貯蓄っていうと「預貯金」と「タンス預金」のことをイメージする人が多いのではないでしょうか?

ゆうちょ銀行,郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧日本郵政公社),銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金,生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式,債券,投資信託,金銭信託等の有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価,債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と,社内預金,勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいう。なお,貯蓄は世帯全体の貯蓄であり,また,個人営業世帯などの貯蓄には家計用のほか事業用も含める。
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h27_gai9.pdf

総務省統計局の用語解説を読むと、「貯蓄」には預貯金の他に生命保険の掛け金や有価証券なども含めた金融資産全体のことを指すみたいです。だから、統計には大量に株を持っている人とかも入っているので、当然単純平均は上がります。あと、個人事業主が事業用にプールしている資金も含まれてますし。
※タンス預金は含まれていません。

2015chochiku
貯蓄の総量を世帯数で割ったのがいわゆる平均貯蓄額です。単純平均です。単純平均はそれ自体ではほとんど統計的な意味はありません。他の情報と組み合わせないといけません。

この上の図2を見ても分かるように、中央値の右側に位置する図に入りきらないような富裕層が平均値を引き上げています。中央値から左側の方が一般的な肌感覚に近いでしょう。

2015chochiku2
しかも、これ2人世帯以上の預貯金ですから、一人で1800万円持っているというわけではありませんし、60歳台や70歳台がやたらと高額の貯蓄額なので、ものすごく単純平均が引き上げられています。

年代別の貯蓄の平均値を見ると、40代未満は600万円くらいで、年齢が下がればさがるほど低くなります。逆に60歳以上が2400万円ですから、いかに高齢者が平均値を引き上げているかが分かります。

これらのデータは単身世帯ではなく、二人以上の世帯ですからね。単身者のデータは後でまた出てくるみたいです。

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