「商品先物市場のしくみ」は投資のヒントになる

「商品先物取引」というと、なんか物凄く悪いイメージですよね。FXが無かった時代に個人が10倍以上のレバレッジをかけられるのって、先物取引くらいしかなかったので無理やり勧誘して無茶な取引をさせたりして問題になったようです。

だから、「先物取引」って単なるハイリスクハイリターンのギャンブルと思われています。FXはまだテレビCMをやっているのでそこそこ理解があると思いますが、先物取引に関しては拒絶反応が凄いです。

でも、そもそも先物取引の一番の目的は、投機ではなくリスクヘッジなわけです。原材料が高騰や暴落をすることによって、企業の収益が変わってしまう場合、先物取引を利用することによって仕入れコストや収益を安定させることができます。

そして、個人投資家としても先物取引の基礎知識くらいは知っておいた方が良いと思います。20代30代で投資経験がある人がやっているのはほとんどがFXか株くらいです。商品先物取引までやっている人には会ったことがありません。

でも、投資アイディアとして「サヤ取り」とか「サヤ滑り取り」とかを理解するには商品先物取引の知識が非常に役に立ちます。今は先物取引以外にも、商品は原油や金銀などのCFDで取引することもできますから。サウジアラビアなどの産油国やシェールガス業者がどうやって原油価格の下落に対してリスクヘッジをしているか?なんかを考えると、投資のヒントになります。

商品先物市場のしくみ (PHPビジネス新書)
商品先物市場のしくみ (PHPビジネス新書)

先物取引の歴史やリスクヘッジ機能について初心者にも分かりやすく解説しているのが「商品先物市場のしくみ」です。ちなみに、この本にはラジオ日経とかを聴いている人にはお馴染みの岡崎良介さんと鈴木一之さんのコラムがちょっと載っています。

株式投資をやっている人だったら使うこともある「ザラ場」「寄り付き」「引け」「枚」などの単語が、商品先物取引から出来た言葉というのをこの本で初めて知りました。こうすれば儲かる!というような本を読むよりも、こうした基礎知識を得た方が結局役に立つと思います。

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