FXの自動売買や高金利通貨は初心者向きではない

またトルコリラ円が早朝にクラッシュしてました。物価が全然上がらない日本の円と物価上昇率が高いトルコのリラは、元々下がり続ける運命である通貨ペアである上に、スワップ狙いの建玉増加でロスカットが連鎖したようです。しかも流動性が低いとスプレッド(売りと買いの価格差)が広がって変な価格でロスカットされます。トルコリラの建玉数について半年前に書いた記事

スワップポイントに惹かれて高金利通貨を購入しロスカットされるというのは、何回も繰り返されてきた歴史ですが日本の物価上昇率が上がって銀行預金の利息が上がらない限り、まだまだ繰り返されるでしょう。

そもそもFX自体が初心者向きではありません。FXは「相対取引」であって、株のような「市場取引」ではありません。株の場合は東証という市場があってそこで、売り買いが一致した価格で約定します。受給によって価格が決まるという、一般的に分かりやすい感じです。

一方、FXの場合には「為替市場」という東証のようなマーケットがあるわけではなく、銀行間取引の価格を元に、FX会社が顧客にレートを提示していて、顧客はそのレートを元にFX会社と取引します(=相対取引)。売り手と買い手が市場で取引している(=市場取引)わけではありません。だから、価格決定メカニズムが株よりも分かりづらいということもあり、FXは初心者向きではありません。※ちなみに、漫画『ブラッディマンデー』には為替市場をハッキング(クラッキング)で為替をすべて売買停止にするという描写がありました。

あとは、pips、通貨単位、証拠金維持率とか、一般人には分かりづらい用語が満載なので、初心者は株から入った方が良いと思っています。それでも、僕はFXの方が良いと思っていますが。「相対取引」がそんなに悪いわけでもないですし。

そして、基本的に検索上位にあるブログとかがFXの高金利通貨のスワップポイント狙いと、自動売買をゴリ押ししている(アフィリエイト報酬が高いから)ので、初心者がこの2つに流れてしまうのはまあしょうがないかなと。

以前、自動売買で有名なFX会社の口座と、別の会社の口座で同じ金額、同じ売買ルールで手動でやってみて、どっちの口座が増えるか試したことがあります。結果は手動でやった方が3%~4%程度成績が良かったです。自動売買の方はスプレッドが開くし、約定しづらく、レートも顧客に不利で、結果手動の方が成績が良かったです。基本的に、自動売買を提供していないFX会社の方がシステムの安定性も高くおすすめできます。

自動売買を提供しているFX会社の場合、相場急変時に重くてログインできないということもよく起こります。

3%の差は儲かっていればそれほど気にならないかもしれませんが、損してる時も3%は確実に取られてるわけです。それに、元本が大きければ大きいほど3%の差は意味が大きくなってきます。忙しくて自分で売買するのは面倒、運用成績の3%など気にしないというくらいのお金持ちは自動売買でいいかもしれません。

また、自動売買の場合リスク管理が難しいということもあり、初心者向きではありません。

よって、まずは損を覚悟で日本株を少額で売買してみるというのが一番良い入り方だと思います。FXの場合、相場急変時にロスカットされると口座がマイナスになる可能性もありますが、株の場合には現物だったらマイナスはあり得ませんから、リスク管理がしやすいです。インデックスファンドは資産運用には良いと思うんですが、全く投資の経験値が上がらないので、あえて株をおすすめします。

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