ザ・ノンフィクション 追い込まれた男の感想

30歳が定年と言われるホスト業界で、40歳の現役のホスト(伯爵)が主人公でした。バンドのための資金を稼ぐために始めたホストが本業になって20代からずっとホストなのだそうです。

指名が無いため、ヘルプとして働く伯爵。客に煽られてアルコールを飲む日々。

23歳の時に5年連続で指名ナンバーワンとなる売れっ子ホストで、雑誌などにも紹介された過去の栄光があり、営業せずに客が来たとのことです。そのため、新人時代に営業やヘルプの経験が無いそうです。

「今まさに俺がんばってるアピールがうざい」「今続けてる理由は何?」とか20代の客にバカにされてしまいます。

新人にお酒を薦めすぎて、後輩から反感を買います。何回も注意されていたのにも関わらず、過去の自分の新人時代の経験から何が悪いのか理解できず。

過去の栄光を知らない後輩からも、バカにされて陰口を言われています。テレビの取材であれだけハッキリと言っているということは、普段は10倍くらいひどいことを言われているでしょう。

築40年のワンルームマンションで家賃は10万円。もやしとワカメ入りのインスタントラーメンが食事。両親は心配して米を送ってくれます。

取材されていた時の月収は16万円でした。焦って売上を増やそうと思って、常連客にボトルを入れさせようとして、怒らせてしまいます。「あんな素人みたいな煽り方、何年やってるんですか?」「邪魔でしかない」と後輩にも言われてしまいます。

ラスト10分くらいで急展開でした。社長から態度を改めないのであれば辞めてもらうしかないように言われてから1ヶ月間の取材VTRは無し。一旦やめることを考えて職探しをするも無理なため、髪を短く切ってボーイからやり直すことに。そして最終的にはホストに戻って指名も増えて月収40万円、食事も豚の生姜焼きになっていました。

全盛期に収入の10%でも日経平均連動の投信にでも回していれば、今頃そこそこの資産になっていたはずです。でも、若い頃に大金を稼いでしまうと、それが10年後も続くと思って使っちゃう人が多いんですね。先日NHKのクローズアップ現代で放送されたものとは違う意味でのアラフォークライシスです。40歳でホストというのは珍しいので、あまり一般的には共感を得られないと思いますが。

AIの導入とロボット化で、今ある職が5年後10年後には無くなっているということもあり得ますから、他人ごとではありません。

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