金融系サスペンス映画 マネーモンスターのネタバレ有りの感想

マネーモンスターのあらすじ(ネタバレ無し)

まず、マネーモンスターのあらすじです。「Money Monster」というジョージクルーニー演じる司会者リー・ゲイツが買い推奨株、売り推奨株を紹介する番組で、アイビスというアルゴリズムによるHFT(超高速取引)で稼いでいる会社の株を買うように煽ります。しかし、アイビスは「アルゴの暴走」「バグ(glitch)」により8億ドルの損失を出し、株価は大暴落。

番組の推奨株を信じて購入し、全財産(6万ドル)を失った男カイルが番組に拳銃と爆弾のベストを持って乱入、ジョージ・クルーニーに爆弾ベストを着させて番組を乗っ取ります。要求は、何が起こったかをアイビスに説明させること。
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マネーモンスターは実話ではないが、モデルっぽいものはある

マネーモンスターは実話ではありません。でも、架空のテレビ番組「マネーモンスター」はCNBCの「Mad Money」という番組に似ています。司会はジム・クレイマー。ハイテンションで大きなボタンを押して、買いか売りかを分かりやすく視聴者に伝えるという点がそっくりです。日本の株式情報番組でこの株は買い!とかハッキリ言う番組は無いので、見ると新鮮だと思います。


Mad Money

そして、アメリカでは実際にHFT関連でナスダックに上場している会社があります。

マネーモンスターのネタバレありのストーリー

マネーモンスターの番組乗っ取り事件が起こり、犯人とジョージ・クルーニーの駆け引きが始まる。その間、アイビスの広報担当者とマネーモンスターのプロデューサー(ジュリア・ロバーツ)は真相究明に乗り出す。アイビスの公式見解では、「アルゴリズムのバグ」により8億ドルの損失が出たことになっているが、設計者によるとあり得ないことが分かる。

番組プロデューサーのジュリア・ロバーツは、アイビスのCEOの足取りをハッカーを通じて知る。アイビスCEOは、お金を支払い南アフリカのプラチナ鉱山でのストライキを意図的に起こし、鉱山株が下がった所で株を購入した。その後ストライキを中止させ、株価が上がった所で売り抜ける予定だった。しかし、ストライキのリーダーが言うことを聞かず、ストライキを止めない。そのため8億ドルの損失を出すことに。それをアルゴリズムのバグのせいにしていたということを生放送で流す。

感想

ストライキを起こさせてプラチナ鉱山株ではなく、プラチナを買ってからストライキを起こしたら良かったのでは?と思いました。南アフリカでプラチナ鉱山のストライキが起こったからといって、プラチナ価格が大きく上がるとは限りませんが。

アイスランドのレイキャビクのハッカーが、ずっとゲームの「ジャストコーズ3」で遊んでいるのが気になりました。「just cause」って「大義名分」というような意味なので、一応映画のテーマに関係あるのかもしれません。マネーモンスターはソニーの映画なのでPS4版だと思います。

映画のクライマックスは、犯人のカイルがアイビスのCEOに「It was wrong.」と言わせるシーンでしょう。カフェやバーでテレビで見ている一般人のリアクションが何回も映るところからも、重要なシーンだということが分かります。なぜこの一見どうでも良さそうなシーンが重要なのかと言うと、格差が広がるアメリカで、金融で不正に儲けている金持ちが自分が悪かったと認めることなどあり得ないからだと思います。

大して金融系の話題も出てこないので、金融系の知識が無くてもそこそこ楽しめる映画です。

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