政治的な議論をしても無意味な理由は、脳にあるかもしれない

Twitter上では日々政治思想が対立している人同士が色々とやりあっています。SNSに限らず、政治的なトピックの討論ややり取りで「相手に理解を示して意見を変えた」という場面を見たことがあるでしょうか?もしかしたらそんなこともあるのかもしれませんが、一回も見たことがありません。

なぜこんな不毛なことをみんなやっているのか?ということを考えた時に、以前『バイリンガルニュース』でそんな感じのニュースを紹介していた気がすると思って、過去の放送を調べてやっとみつけました。

バイリンガルニュース 01.05.17の12分30秒くらいからのニュースです。

南カリフォルニア大学のfMRIを使った実験結果を紹介しています。政治的なトピックで反対意見を提示されると、自己や驚異の発見に関する脳の部位が活性化するそうです。宗教のトピックも政治と同じような感じになるようです。

つまり、人間は政治的な反対意見を目にすると、自分の意見というよりも自分そのものが脅威に晒されていると認識してしまうようです。そのため、反対されると余計に自分の意見を強固にして頑固になるとのこと。

政治的なトピックに関して反対されると、自分のアイデンティティーが否定されたものと感じて感情的になり、反対意見を言わざるをえなくなってしまうのでしょう。だから、不毛な議論が終わらないようです。

この政党のここは良いけどここは悪いというような是々非々の立場の人や、左右のメディアを両方チェックしている人があまり存在しないのも納得です。政治的な話題の場合、白か黒の世界になってしまうのですね。「脳のせい」ということが分かっていれば、政治的なトピックに関して冷静になる人も出てくるかもしれません。

だから、一般的に政治的な話はしない方が無難なわけですが、結婚とかするなら結婚前にそこに触れておかないと後々大変そうです。

多分、このバイリンガルニュースのネタ元の記事は「Hard-wired: The brain’s circuitry for political belief

その元の論文は「Neural correlates of maintaining one’s political beliefs in the face of counterevidence」です。

ちなみに、マミさんによるとこの手の実験の被験者数が40人と少ないのは、fMRIを使用するのに1時間あたり500ドルかかるからだそうです。

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