小屋暮らし(Bライフ)とタイニーハウスの違い、そしてデスストランディング

Netflixで『タイニーハウス ~大きなアメリカの極端に小さな家~(Tiny House Nation)』のエピソードをいくつか見ました。今までの無駄に広い家をやめて、タイニーハウスと呼ばれる小さな家に移り住む人を紹介する番組です。番組中には「タイニーハウスに移り住むこと」を「going tiny」と言っています。

この『タイニーハウス』という番組では、タイニーハウスにいくらかかったか?とか上下水道や電気について全然紹介されません。むしろ、「どのように使いやすく改造したか?」に焦点が当てられていて、むしろDIY番組の様です。

一方、日本では「Bライフ」というものがあって、セミリタイア界隈では有名らしいです。高村友也さんの『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ』という本を読みました。こちらは、自分で安い土地を買って小屋を建てて住んじゃおうというものです。

日本で生きる上で一番お金がかかるのって住居費ですから、小屋を自作して住めば安上がりで、嫌な仕事をする必要もなくなります。生活に必要なベーシックな基盤を自作して低コストで生きるということを、高村さんは「Bライフ」と呼んでいるようです。

Bライフは起業して一発当てるとか、投機で一財産築くなんかよりも全然現実的です。僕は上下水道と電気ガスは欲しいから、casa cubeと小屋の中間ぐらいで500万円くらいの小さくて機能的な家があったら欲しいんですが、売ってないようです。

一つの選択肢としてBライフはいいかもしれないと思ってますが、「タイニーハウス」と「小屋ぐらし」って全然違う物なんですね。タイニーハウスは単純に家のダウンサイジングなんですが、小屋ぐらしって人間関係の断捨離も含んでしまいます。あと、タイニーハウスに出てくる人は家庭がある人ばかりですが、Bライフは一人です。

Bライフは「孤独」という問題に繋がるわけです。高村さんは現在どうなってるのか?と思って検索したら『小屋暮らしで“体が悲鳴” 完全な孤独に潜む危険』という記事に、家賃3万円のアパートに住んでいると書かれていました。最初は健康状態も良かったようですが、段々孤独が心を蝕んでいったようです。

ここで思い出すのが『デスストランディング』のプレッパーズです。プレッパーズの選択は、人里離れた所に住むことによりDSという驚異を生き延びることができ、結果的に正しかったのですが、オキシトシンの分泌低下により不安感に苛まれるようになります。そして、結局は物資の輸送を人の手(サムのような民間の配送業者)に頼ることになります。

中には全く人に会わずに大丈夫という人もいるかもしれません。でも、人間関係が面倒くさくても、ある程度の人付き合いはキープしておいた方が良いのでしょう。デスストランディングをやって一番大きかったのは、自分から人に会うようになったことです。

自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)
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